ポテコさんはアパレルの仕入れ担当をしている。日常的に営業マンとは接しているのだが、たまーに「できる営業マン」に出会います。
仕入れ担当も長くなってきて「できる営業マン」と、そうでない営業マンの差がわかるようになってきました。
今日はそんなお仕事のお話です。
できる営業マンはこんな人
商品を買うときに気をつけるのは、まず自社のターゲット層に向けて支持される商品かどうかといったことが大切です。
なので、いくら「いい営業マン」でも買う物がないとお話だけになってしまいます。
でも、、、。
「できる営業マン」は必ず売れる商品をもってきてくれます。
それはビックリするくらい、売れる商品です。
こちらも何故この人はこんなにも売れる商品をもっているのか?!と不思議に思うくらいです。
「できる営業マン」は話が面白いです。
芸人さんみたいに面白いという訳ではありません。お話をしていて、ついつい長くなってしまうのです。そしてついつい「聞かれてもない悩み」や、「未来」を、話してしまうんです。
べつにそれは社内的に話してはいけないことでは、ないのですが、同僚にも話さないような作戦だったり、戦略だったりです。
そしてたまに、プライベートな会話もしてしまいます。いま興味があることとか、家族の事とかも。すると「できる営業マン」は次につなげてくるんです。
そう必ず。
商品の話では、なんとなく話した商品の絵型とか、イメージできるサンプルとか、何かしら目に見える「形」にして持ってきてくれます。
しかも納期、コストなど、ほぼ完璧に。
たしかにお話した事のなかで、実現できないこともあるので、そこはハッキリとできない事と、できない理由、そして驚くのは「できないことからの提案」がくるのです。
通常、「できない事」はその理由たけ述べて、そこでその話は終わりです。
だけど「できる営業マン」はレベルが違います。
必ず「できない事もつなげてくる。」これには驚きです。それと「できる営業マン」はポテコさんの考えを否定はしませんが、柔らかく違うと感じることは違うとはっきり言ってくれます。
否定を受けてポテコさんは「この営業マンは真剣に店頭のお客さんを一緒になって考えてくれてるんだ」と強く感じます。
そして「できる営業マン」は清潔感があります。
アパレル業界なので、営業マンさんもスーツを着てくる人はほとんどいないのですが、「できる営業マン」はスーツを着ていなくても清潔感があるんです。
ヒゲがあっても、髪の毛が金髪でも。
不思議ですよね。
ついでに匂いもいいんです。いい臭いがすると言うのことでなくて、臭いがしないのです。
アパレル業界は喫煙者が多いので、商談の時も営業マンさんから、強烈なタバコの臭いと珈琲の臭いと加齢臭が押し寄せることも日常的にあります。
ポテコさんは禁煙者なので、臭いに弱いです。
この強烈な臭いの、営業マンさんとの商談は内容がほとんどはいってこず、早く終わらせたいという気持ちが高くなってしまい、なんの商談を、したのか忘れてしまうほどです。
臭いとても困ります。
そして「できる営業マン」はメモをほとんどとりません。
話に集中しています。だけど、話したことはちゃんと覚えていて、都合の良い取り方はしません。
「できる営業マン」の笑顔は本物です。
仕入れ担当の顔をお金として見ていません。お札と会話をしている人がたまにいらっしゃいますが、「できる営業マン」は人として僕たちを見てくれます。
「できる営業マン」は家族や恋人を大切にしています。
facebookなどで、それを感じます。休みの日には家族との時間を大切にしているのを、覗かせてもらうと安心感があります。
「できる営業マン」は無理をしませんが、チャレンジをしています。
納期やコストに無理はしませんが、商品にはどんどんチャレンジします。できない約束はしません。
「できる営業マン」のカバンはいつも清潔感とトレンド感があります。
そしてそのカバンから出てくる筆記用具はいいものを使っています。だけど嫌味じゃないほどよいカジュアル感があります。
「できる営業マン」は時間を守ります。
どんな悪天候でもきっちりと現れます。そして商談時間も短めで、分かりやすいです。
「できる営業マン」の話し方には柔らかさがあります。
だたきれいにかしこまってお話ししても、言葉は丁寧ですが、全然伝わってきません。物腰が低くても全然、商品の印象は変わりません。
立ち振る舞いも自然で等身大です。そして全てに思いやりを感じます。同席した部下に対する態度は「対等」です。
上司を同席しても印象は変わりません。部下といるときと同じで「対等」なんです。これは社風なのか上司の環境づくりが一流なのかわかりませんが、我々を無視した売上目標がないのでしょうか。
最後に「できる営業マン」はスピード感に優れていますが、せかせかしていません。
商談からの提案やお願いした案件の返事、とても早いです。早いんですけど、急いでないんです。急かしてきませんが期限は必ず教えてくれます。
またさらっと期限が近づくと教えてくれます。これもプレッシャーなど全然感じない話しかたと持っていき方でとても自然です。
「できる営業マン」まとめ
こんな感じで「できる営業マン」はたまーにいます。こんな感じですが、共通点は焦ってないけど、とてもスピード感があり、心があります。
この人ともっと仕事したいとか、この人と前例がない実績を築きたいと思ってしまうのです。
多分できる営業マンは意識して「できる営業マン」になったと思います。スキルとか精神てきなところが、すごいですから。
では今日は「できる営業マン」の話でした。
ポテコさんも「できるバイヤー」にならなくては、メーカー様にはいつも助けてもらってばかりなので!
頑張ります!!