Xマウントユーザーにとって「標準ズームレンズ問題」は、ほんっと忌々しい。忌々しいという言葉がこれほどしっくりくる奴も珍しい。
てか!そんなことはぁ!
フォトグラファーなら誰でも知っていることだから!言われなくても知ってるから!
あぁ忌々しい。
では、はじめます。よろしくお願いします。
目次
F18-55mmF2.8-4 R LM OIS の自分なりの使い方のコツは2つ!

とまぁ、意気込んでみたものの、それまでずっと単焦点レンズの「XF35F2」しか使ってこなかった身なので標準ズームレンズを使ってみて見えてきた自分なりの使い方をまとめていこうと思う。
ズームレンズを使うコツはこの2点
1. 立ち位置を決める
2. 焦点距離を決める
参考までにわたくしは18㎜の広角と35㎜の標準域をメインで使っている。
この「立ち位置を決めて」「焦点距離を決める」という撮り方はファインダー依存率を下げる事ができるので、めちゃんこおすすめである。
ミラーレス機を使うとついついカメラを構えてファインダーを覗いてから「あれこれ」しがちだが、この2点を守ると急に「造像力」が加速する。
しかもめっちゃ楽しい。一人クイズみたいでいいよ。
XF18-55mmF2.8-4 R LM OIS の使い方のコツ ① 立ち位置を決める
立ち位置を決めることの面白さに気づくともう楽しくて仕方がない。
① : 光の当たり方
② : 被写体の見え方
まずはこの2点にフォーカスしたい
① : 光の当たり方
作例は国際新美術館でとったストリートフォトだが光の当たり方や角度など周りのバランスと相まってとっても魅力的に撮れたと思う。
話は変わって、、。
例えば被写体が花壇に咲く花だったとしよう。そこに当たる光は一つ一つ違いがある、その中でも独特な当たり方をしている花があったするのだ。さらに全体に光が当たていても順光か逆行かでも、相当印象が変わる。
その沢山ある花の中で、ターゲットは一つに絞りさらに、その花の何を撮るのか決めるのだ。
くーーーーめちゃ楽しい!
この「① : 光の当たり方を意識する」これだけでもう垂涎ものの楽しさがある。写真って素晴らしい。一生やる。光の当たり方を観察するだけでも楽しいし、次に説明する「被写体の見え方」を足していくともう楽しくて楽しくて仕方がない!!
② : 被写体の見え方
光の当たり方の観察が終わり、この花に決めた!ってなるった時に次に決めるのが、「見え方」です。
まーこれも楽しいのよ。順光は肉眼で見てもファインダーで見ても違いがそこまでないのですが、逆行は肉眼で見れないのでファインダーで見たときの感動がやばい。
「立ち位置を決める」まとめ
この光の当たり方を見て、被写体の見え方も見て、花壇の花をどう撮るのか決めたという事は、この場所で撮ると決めたという事、それすなわち「立ち位置を決めた」という事でございます!

XF18-55mmF2.8-4 R LM OIS の使い方のコツ ② 焦点距離を決める
「立ち位置を決めた」あとは焦点距離を決めるのです。焦点距離を決めるそれすなわち、近づいたり遠ざかったりすることとはちょっと違うのです!
撮りたい立ち位置が決まったら「焦点距離を決める」でしたよね。
どこからどこまで切り取るのかを焦点距離の選択によって決めます。てことは先ほどの花壇の花ならメインの花びらのと一緒に花壇まで入れて花壇の中の花の花びらだよって撮るのか、場所はわからないけど、その花の花びらの一枚にフォーカスした写真にするのか決めるという事です。
この撮り方ですべてが腹落ちしてすっきりしました。
いやーもう楽しいでしょ!?
まとめ : XF18-55mmF2.8-4 R LM OIS の自分なりの使い方のコツは2つ!
いかがだったでしょうか。なんだかXF18-55のレビューというよりはズームレンズの使い方の講座みたいになってしまいましたが、自分的にはとっても腹落ちした撮影スタイルです。
まとめ
① : 立ち位置を決める
② : 焦点距離を決める
この2点を意識するだけで随分撮影の幅も変わりますし単焦点レンズのチョイスにも使えるのではないでしょうか。
18㎜の広角側だけですが、このレンズはF2.8 からと明るく撮れますが室内ではお勧めできませんし、子供たちの室内撮影もおすすめできません。
おすすめの撮影
① : スナップ撮影
② : 風景撮影
③ : 物撮り
おすすめできない撮影
① : 子供や女性などの室内撮影
ただし、ストロボなどの照明機材を使えば全然よい結果になります。
解像のピークがF5.6の為、どんな場合でもF5.6に固定して使うとよいでしょう。このレンズで沢山撮影しています。Instagramを見ていただけると良いかと。
では、また!