この記事を書いてから、筆者なりのiPadProの使い方の視点が変わってしまいました。そちらの記事も書いてますので、よければそちらも見てくださいね。
2016/9/9に記事を更新しました。価格が改定されたので、反映させています。またオススメのUSBメモリが変わったので変更しています。
やばいです。iPad Proの対抗馬が発売されまいした。それがこれです。クリエイティブの分野に使わないのであればこれで十分です。ぜひみてください。
目次
まずはiPad Proを何に使いたいのかを整理をしよう。
僕の主なiPad Proの使用用途は4つ
- DTM(Auria ProかCubasis)
- 読書(i文庫とKindleを併用するつもり)
- イラスト作成
- ネットの観覧や情報収取
サブ的用途も4つ
- ブログの下書き(ブラウザか、するぷろ)
- 仕事先での売上の入力や仕入れ金額の管理(Excel)
- アニメなどの動画の観覧
- 音楽鑑賞(Amazon Musicなど)
僕がiPad Proを買ってやりたいことは主にこんな感じだ。ざっと使用用途だけでも8つある。これだけのことに使うつもりなのだから元はかなり取れハズだ。メインはDTMで活用したいのだがこれだけの高性能なのだからブログの作成や仕事にも使いたい。そこで出てくる問題点は「文字打ち」だ。
iPad Proでの「文字打ち」はどうなのか?
iPad ProにはSmart KeyboardというApple純正のキーボードがある。iPad Proと使うキーボードとしては真っ先に思いつくのはこのSmart Keyboardだ。これはケース、キーボード、スタンドと3つの役割を一つの製品でまかなえる製品だ。Bluetoothでの接続ではなく、直接iPad Proにつなげるためタイムラグが一切ない。とても薄くスペースも取らないためスッとカバンから出してすぐに使えるという製品だ。加えて言うなら防塵、防水機能もありどっぷりとはいかないが水や埃にとても強い作りになっている。iPad Proと合わせると軽いことは軽いが持ち運びのみといった感じで片手での読書やブラウジングは結構辛いと思われる。片手で持てないことはないが長時間は少し苦しいといった感じだ。主にテーブルや膝の上で使う感じだと思う。
現在筆者はMacBook Airを使っている。MacBook Airで気に入っているのは膝の上にのせてのタイピングだ。机の上やテーブルの上で使うのが一般的だが、ソファに深く座って音楽を聴きながら「文字打ち」をしてるとグッと文章の世界に入り込める。カフェなど外出時もテーブル席よりはソファ席を選んでしまう。それくらい膝の上での「文字打ち」は文字の世界に入り込めて快適だ。
その点このSmart Keyboardは膝の上で使えそうだ。これなら良さそうだと思ったのだがMacのキーボードにあるはずのものが見当たらない。そうSmart Keyboardにはスペースキーのサイドにあるはずの「かな」と「英数」が見当たらない。「地球儀マーク」なるキーを押してなんと「ローテーション」して切り替えるらしい。これは地獄絵ずだ。わざわざ一周しないといけないというのである。考えただけでも恐ろしい。
一番右のボタンが言語を切り替えるキーだ。「ローテンション」をして切り替える。
下の画像が普段のMacのキーボードだ。「かな」と「英数」がスペースキーのサイドにある。
「ローテンション」をしなければいけないのでSmart Keyboardは却下だ。いくら膝の上で使いたいと言ってもこの使い勝手は致命傷である。少ない休憩時間といえども1000文字は打ち込む。そこでいちいち「ローテイション」して言語切り替えはありえない。もちろん「慣れ」の問題もあるが不安でしかたがない。
余談だがSmart Keyboardでは縦に置いての入力には使えない。横向きでしか使えないのだ。せっかくアスペスト比が4:3なのだから縦で使いたい。サイト全体を見渡せて入力できるのはとても快適だと思う。
Magic keyboardという選択枠がある。
これはBluetoothで接続して使えるApple純正のキーボードだ。上の参考画像でお見せしたのがこれである。iMacなどを購入するとついてくる。もちろん別売りでも買えるがこれ、200gくらいで実に軽い。iPad Proと持ち歩いてもさほど重さなどは気にならない。多くのブログで紹介される。実に軽さにおいても評判が良いキーボードである。加えて心配していた「かな」と「英数」もしっかりありフルサイズのキーボードで入力ができるだ。もちろん純正ということもあり接続も安定してるし一度ペアリングしてしまえば何の苦労もない。問題はその大きさである。フルサイズのキーボードなので当然iPad Proよりも大きくなる。これでは荷物になるだけである。いくら入力が快適だからといっても持ち運びにスマートがないのなら話は別だ。もっとコンパクトになってほしい。そこでだ!
iPad Proのキーボード選びは「Universal Foldable Keyboard」で決まり!
そこで真打のキーボード、「Universal Foldable Keyboard」である。これはマイクロソフト社から発売しているフルサイズのキーボードがあるBluetooth式のキーボードで折りたたみ式である。開くと電源がON、閉じるとOFFという感じで使い勝手も直感的だ。もちろん心配していた「かな」と「英数」も使える。防水で防塵わずか5mmもの厚さしかない。2台のスマートフォンやタブレットと「物理ボタン」を押して切り替える。これがとっても使いやすそうだ。筆者のスマホはAndroidなのでボタンひとつで切り替えができるのはLINEなどの受信時に使い勝手が良さそうだ。また心配していた「キー入力」や「軽さ」と「コンパクト」さ、どれを取ってもこのUniversal Foldable Keyboardは満たしている。キーストロークの浅さだが実際に店頭で確認したがとても打ち心地がいい。折りたたんだ部分が離れているがこれがかえって正しいタイピングに役に立つ。使ってはいけない指で使う癖の修正にももってこいだ。これでキーボード選びは決まりだ。
やはりビジネスの世界で切磋琢磨されただけあってマイクロソフト社はわかっている。
2016/9/9に追記
8月にロジクールからかなり魅力的な製品が出た。このマイクロソフトの「Universal Foldable Keyboard」でなくても快適に使える製品だ。別記事に書いているで、よかったら参考にして欲しい。
iPad Pro買うならWiFiモデルか?セルラーモデルか?
次に迷うのがWi-Fiモデルかセルラーモデルのどちらがいいのかという選択だ。ここで値段を比較してみよう。
2016/9/9価格改正しました。
32GB |
128GB |
256GB |
|
Wi-Fiモデル |
¥67,824 |
¥78,624 |
¥89,424 |
セルラーモデル |
¥82,944 |
¥93,744 |
¥104,544 |
どのモデルでもWi-Fiモデルとセルラーモデルとではきっちり¥15,120の差額がある。これだけの差がるのならApple Pencilが買えてしまう。特に筆者はiPad Proを買うならApple Pencilはセットだと思っているのでこの値段さは心に響く。だが冷静になろう。使うシーンを考えてから後悔しない製品選びにしたい。
セルラーモデルの強みはなんと言ってもデザリングの煩わしさから解放される点に尽きる。筆者が数年前にポケットWi-Fiとスマホを使っていたがこれが本当に嫌だった。いちいちポケットや鞄からルーターを出してボタンを押しスマートフォンのロックを解除してプルダウンしてWi-FiをON。もう接続の度にイライラはMax。特に朝の混雑した電車の中での接続は嫌だった。今は多少とも楽になっているが別で充電をしなければいけないや電源を入れるなどの手間は変わらないだろう。
やはりいくら金額がかかっても筆者はセルラーモデルを選びたい。きっと安さで選んで後悔することまちがいないしだ。
次に記憶容量選びだ。
iPad Proは32GBで足りるのか!?
先ほどセルラーモデルで決まったがお次は記憶容量選びである。主観ではあるがそれぞれの使い方を想像してみよう。
iPad Pro9.7インチ32GBの使い方。
筆者はいまNexus5xの、32GBを使っている。重たいアプリなどは入れていない。スクフェスとデレステとぷにぷにが入っているがスクフェス以外ゲームはしない。主に音楽と写真がストレージを占領している。30分程度の動画を常に8本くらいいれているが、だいたい24GB程度つかっている。
iPad Proでの主な用途はDTMだ。アプリも大きい物になる、またギターや、ボーカルなどの、生データを沢山いれる予定だ。それに付け加えて初音ミクなどのVOCALOIDも、試してみたい。
また読書も小説よりは漫画をメインに観覧したいと思っている。たまにビジネス書や雑誌も購入予定だ。
この使い方だと、欲張って音楽や動画も入れていくと32GBはあっという間に使い切ってしまいそうだ。大きいファイルはCloudやメモリースティックなど使ってやりくりする必要がありそうだ。
例えばアニメや映画などの大きくなるファイルはメモリースティックにして本体にはDTM関係のファイルのみ、音楽や動画はNexus5xに任せてしまう。
これだと何とかいけそうだが、SONYのミラーレス一眼の写真などもビュワーとして使うなら、とても心配だ。確認したらすぐにCloudにあげて本体からはデータをこまめに消すようにする必要がある。手間が増えるのは嫌だ。
iPad Pro 9.7インチ 128GBの使い方。
筆者のMacBook Airは258GBだ。使い切ったことは一度もない。だが、常に120GBはこえている。180GBを、超えたあたりからやっと中のデータをやりくりし始める。主に
- 写真をiCloudへ
- ダウンロードしたアニメはHDDへ。
- 取り込んだ子供たちの動画もHDDへ。
こんな感じで移動させるとだいたい50GBくらいまで減ってしばらくまた放ったらかしだ。
この経験からするにMacBook Airのような使い方だと容量がすぐになくなるので、128GBでもしばらくするとやりくりをしなくてはならない。これはやはり動画のせいだろう。ダウンロードと家族の動画とかなり大きく消費する。あとは予算で決まるしかない。
iPad Pro9.7インチ 258GBの使い方。
先ほども触れたが筆者はMacBook Airの258GBを使っている。いつも余裕があって安心だ。だが一度も使い切ったことがない。それは2ヶ月に一度くらい中のものを移動させたり消したりして容量を確保している。音楽もフルで入るし、写真もある程度入る、家族の動画もアニメもだ。
特に今回はDTMをメインとして使いたいということなので、容量が増えるのは想像できる。
だが!
我が家はそんな経済的余裕はない。ここでもう一度料金を見てみよう。付け加えてApple Pencilは購入する予定なのでそれも合わせた料金を比較してみる。Apple Pencilは税込みで¥11,664だ。
32GB | 128GB | 258GB | |
iPad Pro9.7 + Apple Pencil | ¥94,608 | ¥105,408 | ¥116,208 |
一番高いモデルとでは¥21,600と差額がある。これは外付けのメモリースティックなどよりもはるかに高額だ。間の128GBでは¥10,800とこれもかなりの差額がある。ここまで差額が大きいと戸惑ってしまう。メモリースティックも128GBあればだいたい1万円でお釣りがくるくらいだ。筆者はメインパソコンがあるのでここはやりくりすることに決定である。
多少の心配はあるが差額が大きすぎる。また外付けのメモリースティックも悪くない。使い方によっては会社のパソコンともスムーズに連動できるのでこれはこれでいいと思うのだ。
まとめ
だいたい製品選びは決まった。iPad Proを購入するにあたり資金の確保のためにいつも使っているMacBook Airをそろそろ売りに出さなくはいけない。次回はMacBook Air 11'カスタマイズモデルのレビューをしたいと思う。これから中古を買おうか迷っている方の参考になれば幸いだ。
では最後にキーボードとメモリースティックを合わせた値段を調べてみたいと思う。
キーボード+メモリースティック=¥99,911
たか!いくらでMacBook Airが売れるかわからないが差額でも5万円くらい出さないいけないっぽいのだった。ここまで読んでくれてありがとうございました。参考になりましたらはてぶしてください。よろしくお願いします。